水を飲んで高血圧対策

【 ミネラル水で病を治せるのか 】

血圧計で血圧を計っている。高血圧の原因は何か
高血圧の意外な原因

「血圧が高いこと自体は悪くはない。」最近では、そういう話をよく聞きます。 ただし、それは高血圧の原因が遺伝などの要因による場合です。

一般的に言われている高血圧の原因には、次のようなものが挙げられます。

 ・食塩のとりすぎ
 ・ストレス
 ・運動不足
 ・血管の老化
 ・過労
 ・肥満

しかし、このほかにも重大な原因が隠れています。
それは「水分不足」です。
うなだれる女性。水分不足が血液をドロドロにして、危険な病を引き起こす
水分不足で危険な病に?

 血圧と水分補給には密接な関係があります。
当然のことながら、体の水分量が減ると血液の水分量も減ってしまいます。
その結果どうなるかというと、血液がドロドロになっていきます。 ドロドロの血液を循環させるためには、強い圧力が必要になり、結果として血圧が上昇します。
老廃物が血管の壁に少しずつ付着していって、だんだんと血管が細くせばまっていき、血圧が上昇する原因になるのです。

 また、血液内の水分が不足すると、血栓ができやすくなります。
血栓は、心筋梗塞や脳梗塞・脳卒中などの危険な病を引き起こす原因になります。
高血圧の症状が進行するほど水分補給も重要な対策となるのです。

エクササイズの後に水分補給をする女性。喉の渇きにまかせて、水を摂り過ぎるのは危険
水分補給にも注意が必要

 人間は1日に2~3リットルの水分を排出するといわれています。
水分不足から血液が濃縮されてしまうのを防ぐには、これと同等の水分の補給が必要になります。 1日の食事から摂取できる水分量は、1リットル弱だといいます。 そのため一般的には、1日に1.5~2リットルの水を飲むことが推奨されています。

 ただし、水分補給には注意が必要です。
同じ水分でも、ソフトドリンクなどは、思っているよりも糖分が多いものです。 ほかにも、一度に大量に水分を摂取すると、急激に血流量を増加させかねないため、逆に血圧が上がってしまう危険性があります。
また、暑いときの水分補給では、水分を摂ればとるほど汗がどんどん出てしまいます。 汗と同時にミネラルだけでなく、体力も奪われていくので、喉の渇きにまかせて水を摂り過ぎるのは危険です。
それを避けるためには、一度にコップ一杯くらいずつのミネラル水をゆっくり飲むのが、安全的に効率良く体に吸収される良い方法でしょう。


コーヒーカップに入ったコーヒー。お茶やコーヒーには利尿作用がある
お茶やコーヒーでもいいのか?

 水以外のもので、お茶やブラックコーヒーではどうなのか、と思われた方も多いのではないでしょうか。 種類にもよると思うのですが、お茶やコーヒーにはカフェインが入っています。 そのカフェインには、興奮作用や利尿作用があります。
 利尿作用というのは、尿の排出を促す作用のことで、ビールなどにも利尿作用があります。 この利尿作用によって、かえって脱水症状気味になるということがあります。
 お酒を飲む人は、酔いが回ってきたころにトイレの回数が増えていはいませんか。 あるいは、飲んで寝ている間や翌朝にとてもノドが渇くと感じるのではないでしょうか。


ペットボトルの水を常備しておきたい。
やっぱり水を飲んでおきたい

 とはいっても、お茶やコーヒー自体はカフェインの摂り過ぎにならなければ、問題はありません。 むしろ適度の利尿作用は、体内の塩分を排出することもあり、高血圧の予防になります。
最近では、コーヒーを飲むことが認知症予防にもなるともよく聞きます。
ただ、「適度に」というのが難しく、1日の水分摂取をすべてお茶やコーヒーにするのはどうかと思います。 お茶やコーヒーの濃度によっても適量は変わってくるでしょう。

それらのことを踏まえると、ある程度の水分補給はミネラル水を摂ったほうがいいようです。
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